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ニューバーンの戦い (南北戦争) : ミニ英和和英辞書
ニューバーンの戦い (南北戦争)[にゅーばーんのたたかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦い : [たたかい]
 【名詞】 1. battle 2. fight 3. struggle 4. conflict 
: [みなみ]
  1. (n,vs) South 2. proceeding south 
南北 : [なんぼく]
 【名詞】 1. south and north 
南北戦争 : [なんぼくせんそう]
 (n) (U.S.) Civil War
: [きた, ほく]
 (n) north
戦争 : [せんそう]
  1. (n,vs) war 

ニューバーンの戦い (南北戦争) : ウィキペディア日本語版
ニューバーンの戦い (南北戦争)[にゅーばーんのたたかい]

ニューバーンの戦い(ニューバーンのたたかい、英:Battle of New Bern、またはBerne)は、南北戦争初期の1862年3月14日に、アンブローズ・バーンサイド准将のノースカロライナ州遠征の一部としてニューバーン市近くで行われた戦闘である。バーンサイドの率いる北軍海岸師団には北大西洋封鎖戦隊から武装艦船が従っていた。対抗して守る南軍はローレンス・O・ブランチ准将の指揮するノースカロライナ軍と民兵隊だったが、勢力で劣り、訓練も足りていなかった。守備隊はこの戦闘よりも随分前に設けられていた胸壁の背後で戦ったが、その前線には中央に弱点があり、そこを北軍兵の攻撃で衝かれた。前線のその中央が突破された時、民兵隊の多くが崩壊し、南軍は総退却を強いられることになった。ブランチ将軍は30マイル(50 km) 離れたキンストンまで退却してやっとその部隊の統制を取り戻すことができた。ニューバーンは北軍の支配下に入り、それは戦争の残り期間も続いた。
== 地理 ==
ノースカロライナ州ニューバーンはニューズ川右岸(南西側)にあり、パムリコ・サウンドに出る河口からは約37マイル (60 km) 上流にあった。この川はその付近ではかなり広く、サウンドまで入ることのできた艦船なら十分に川を遡上できる深さがあった。植民地時代のニューバーンは海港として大変重要だったが、南北戦争当時ではモアヘッドシティボーフォートがその地位に取って代わっていた。それでも鉄道(アトランティック・アンド・ノースカロライナ鉄道)〔''Official atlas,'' plate 138.〕がニューバーンを通って海岸と内陸を繋いでいたので、まだ軍事的には意味のある目標だった。少し上流のゴールズバラでこの鉄道がウィルミントン・アンド・ウェルドン鉄道と交わっており、南北戦争の期間を通じて南軍の北バージニア軍に対する供給線であり続けることは重要である。もし、ニューバーンが北軍の手に落ちたならば、南軍の供給網における重要な継ぎ目が切れることを意味した。
ノースカロライナ州のこの地域は低地かつ平坦であり、湿地があちこちに見られる。1862年当時は大半が松の疎林で覆われており、ところどころ落葉樹のある低い丘が谷で分けられていた〔ORA I, v. 9, pp. 224–225.〕。多くのクリークが横切っており、所として小さな川のレベルになっている。その中の一つであるトレント川がニューバーンとその南部とを分けている。他にもニューズ川を16マイル (26 km) 下った所に、やや小さいスローカム・クリークがある。ここが攻撃側の北軍上陸地点となった。この戦闘全体は、ニューバーン市の占領は別として、この2つの流れの間の陸地で行われた。鉄道は盛り土で敷かれており、川から内陸1マイル (1.6 km) 辺りでは切り通しもあった。線路と川の間にはニューバーンとモアヘッド・シティやボーフォートとを繋ぐ郡道があった。当時の道路は舗装されておらず、北軍兵は苦しむことになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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